2010-03-05(Fri)
回想と、とある魔術の禁書目録がダメラノベだと思った点を思い出す(4)
しかし、もっとも気に入らないこと!
・・・それは、ほとんど(≒まったく)成長がみられない主人公たちです。
キャラ(主人公以外)の心象の変化はあるものの、心身(特に精神)ともに変化なし。脳みそは相変わらず痛い中学生(=中二病)のまま。
そもそも、主人公がラノベとしてもストーリーとしても一番成長するべき立場なのに、トップクラスで進歩してないのはどういうことですか?
成長していく主人公らの描写はゲームでも漫画でもアニメでもラノベでも重要な要素なんですよ~?最近この要素が抜けてるの多くないかい~?(どこか遠くに向かって叫ぶ)
出てくるキャラクターが無駄に多いのもうんざりします。
ほぼ毎巻ごとに出てくる新キャラに「また新キャラか」と思わずにはいられない。
(二桁巻付近になるとようやく少し落ち着きましたが)
前巻に登場したキャラクターは掘り下げ不足、説明不足のまま、新しいキャラ作って増やしちゃうもんで、必然的にキャラ一人一人の描写が少なくなり、あっという間に空気化。よって共感も感情移入もできない。特に後半は必要性を感じないキャラばっかりです。
いい感じのキャラが出ても一部以外はほとんど空気。
ヒロインであるはずのインデックスもなぜかほとんど空気。
脳内のキャラ作りまくって即席ハーレムでもやりたいんですか?
あと、「~~~にゃー」だの「ミサカはミサカは~」だのキャラ固有のしゃべり方・・・!
登場する人物のほとんどが特殊なしゃべり方をするので誰が話してるのか一目瞭然な反面、しゃべり方でしかキャラ分けできていないのも問題だと思います。
しゃべり方を普通にしちゃったら誰が話してるのかわからなくなるぐらい書き方が下手くそってことです。
しかも話すたびにいちいち儀式か呪文のごとく「~~とミサカはミサカは~~○○してみる」とかありえないしゃべり方するので、最初はちょっと可愛いとか面白いと思っても、いい加減うざくなってきます。
しかも、しゃべり方と外見には特徴があるものの、キャラの中身、内面がほとんど金太郎飴のように特徴がない。
どのキャラも同じ人格みたいな印象を受けるんです。
もう少し大げさに言うと、同一人物が外見としゃべり方だけ変えてキャラクターを演じているようなかんじでしょうか。
キャラがまるで作者の代弁者みたいに感じてしまう文章が、けっこうな頻度で出てくるのでキャラに対する好感度がかなり削がれます。
人物を描くのは作者だからって、どのキャラも作者の分身のように感じられてしまうのはいかがなものか。
一見個性的に見えて、本当の意味で個性のあるキャラが描かれていない。
結局、書き手の力量不足なのでしょうね。
力量がないからこうなったと。
なんでこんな小説が売れているのか全くもって分からない・・・
ラノベの本質から外れた売れ方で売れちゃってる気がして、ラノベ好きとしては憤りを禁じ得ません。
そこそこ見栄え良くアニメ化すりゃ売れるのかい・・・?企業資本とメディアミックスなマーケティングでごり押しですか?
なんてね・・・聞くまでもありませんね。
キャラ萌えですよね分かります。
← ラノベなんだからまず小説の中身をちゃんとしようよ・・・って思う方はクリックよろしくです。
・・・それは、ほとんど(≒まったく)成長がみられない主人公たちです。
キャラ(主人公以外)の心象の変化はあるものの、心身(特に精神)ともに変化なし。脳みそは相変わらず痛い中学生(=中二病)のまま。
そもそも、主人公がラノベとしてもストーリーとしても一番成長するべき立場なのに、トップクラスで進歩してないのはどういうことですか?
成長していく主人公らの描写はゲームでも漫画でもアニメでもラノベでも重要な要素なんですよ~?最近この要素が抜けてるの多くないかい~?(どこか遠くに向かって叫ぶ)
出てくるキャラクターが無駄に多いのもうんざりします。
ほぼ毎巻ごとに出てくる新キャラに「また新キャラか」と思わずにはいられない。
(二桁巻付近になるとようやく少し落ち着きましたが)
前巻に登場したキャラクターは掘り下げ不足、説明不足のまま、新しいキャラ作って増やしちゃうもんで、必然的にキャラ一人一人の描写が少なくなり、あっという間に空気化。よって共感も感情移入もできない。特に後半は必要性を感じないキャラばっかりです。
いい感じのキャラが出ても一部以外はほとんど空気。
ヒロインであるはずのインデックスもなぜかほとんど空気。
脳内のキャラ作りまくって即席ハーレムでもやりたいんですか?
あと、「~~~にゃー」だの「ミサカはミサカは~」だのキャラ固有のしゃべり方・・・!
登場する人物のほとんどが特殊なしゃべり方をするので誰が話してるのか一目瞭然な反面、しゃべり方でしかキャラ分けできていないのも問題だと思います。
しゃべり方を普通にしちゃったら誰が話してるのかわからなくなるぐらい書き方が下手くそってことです。
しかも話すたびにいちいち儀式か呪文のごとく「~~とミサカはミサカは~~○○してみる」とかありえないしゃべり方するので、最初はちょっと可愛いとか面白いと思っても、いい加減うざくなってきます。
しかも、しゃべり方と外見には特徴があるものの、キャラの中身、内面がほとんど金太郎飴のように特徴がない。
どのキャラも同じ人格みたいな印象を受けるんです。
もう少し大げさに言うと、同一人物が外見としゃべり方だけ変えてキャラクターを演じているようなかんじでしょうか。
キャラがまるで作者の代弁者みたいに感じてしまう文章が、けっこうな頻度で出てくるのでキャラに対する好感度がかなり削がれます。
人物を描くのは作者だからって、どのキャラも作者の分身のように感じられてしまうのはいかがなものか。
一見個性的に見えて、本当の意味で個性のあるキャラが描かれていない。
結局、書き手の力量不足なのでしょうね。
力量がないからこうなったと。
なんでこんな小説が売れているのか全くもって分からない・・・
ラノベの本質から外れた売れ方で売れちゃってる気がして、ラノベ好きとしては憤りを禁じ得ません。
そこそこ見栄え良くアニメ化すりゃ売れるのかい・・・?企業資本とメディアミックスなマーケティングでごり押しですか?
なんてね・・・聞くまでもありませんね。
キャラ萌えですよね分かります。

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