ラノベ愛好者はかく語りき
ほめる(管理人)が個人的に紹介したいなと思ったコメントをピックアップさせて頂くテストです。
コメント投稿で閑散とした当ブログに彩りを添えて下さってる方々には大変感謝しております。
長ったらしい記事の下に載るだけではなんかもったいないなと常々思っていましたので、一石二鳥?とばかりに試させて頂きます。
何かしら問題がございましたらご連絡下さい。・・・というわけでさっそく・・・
No Title:名無しの日本人さん
http://iloveranobe.blog31.fc2.com/blog-entry-7.html#comment63
まずキリスト教だのロシアだの第三次世界大戦だのを軽く書きすぎ。
世界大戦の癖に死者数は描かれず、終わればいつもどおりの上条の日常。
殺人を日常とする暗部の構成員がいかにも萌えな美少女ばかりで、嬉々と少年誌のノリで人が死にかねないような技を連発する。
そいつらが犯した殺人は皆美談で終わり、主人公らはそいつら殺人鬼たちと談笑する。
殺人などの犯罪は作品世界においては「罪」にカウントされない。
全てが登場人物に都合の良いように回っている。
この作品の世界は子供の遊びに全てが支配されていて全く現実感を伴わない。
その癖 政治、外交、倫理、果ては科学技術といったハードSFの領域に、稚拙な知識で下手に手を出すから陳腐に見える。
「新世界より」で子供(悪鬼)の遊びで簡単に、ドライに世界が滅びたのと対照的。
この作品の世界観で、人が死にまくる過酷な現実を描ければ名作だったろうが。。。。それだと虚淵作品と何ら変わらなくなるんですねー。
この作品の読者層は主に中高生だろうし、中二病で微妙な堅さに憧れる年齢層には受けるんだろう。
実に的を射た優れたレビューだと感心したコメント。
多くの人が見るamazonレビューにもこういうコメントがもっとあれば・・・。
>この作品の世界観で、人が死にまくる過酷な現実を描ければ名作だったろうが。。。。それだと虚淵作品と何ら変わらなくなるんですねー。
うーむ、人が死にまくるような話は苦手なので読みたくはないですが・・・
確かに、初期の世界観(とイラスト)そのままに、腕の立つ別の作家さんが物語を描いていたなら、今よりも遥かに多くの人に愛される、相当面白い名作ができていたやも・・・ってそれもう別作品だわ。